ピラティス資格は通信で取得可能?オンライン学習のメリット・デメリット

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近年、ピラティス資格の養成コースは大きく変化しています。
以前は「決められた会場に通って受講する」という形が主流でしたが、今は動画配信やオンライン講義など、通信形式のコースも増えてきました。完全に通信のみで完結するコースもあれば、通信と対面を組み合わせたハイブリッド型を採用しているスクールも多くなっています。

通信形式でのセッションや、録画された動画教材の充実など、学ぶ側にとっては以前よりも受講しやすい環境が整ってきていると感じます。実際に通信学習を経験してみると、「思った以上によかった」と感じる場面も多いでしょう。

では、ピラティス資格取得という観点で見たとき、通信での学習はどうなのか?今回はこの点について、メリット・デメリットの両方から考えてみたいと思います。

※本記事では、動画配信やZoomなどを用いた学習形式をまとめて「通信」と表現します。

ピラティス資格は通信で取得可能なのか?

結論から言えば、
「通信で資格取得が可能かどうかはスクールによる」というのが実情です。

スクールによっては、「通信のみで養成コースが完結し、資格が取得できる」とうたっているところもあります。その場合、文字通り“取得自体は可能”と言えるでしょう。

ただし実際には、
・補講
・練習会
・実技確認
などの名目で、どこかのタイミングで対面参加が必要になるケースも少なくありません。

「一度も人に会わず、完全に通信のみで指導資格まで取得する」というのは、現時点ではまだ少数派と言えるかもしれません。

通信学習のメリット

まずは、通信学習のメリットを整理してみましょう。

オンライン受講をしている女性の写真

繰り返し復習できる

通信学習の最大の強みは、繰り返し視聴・復習できる点です。解剖学や運動学など、一度で理解するのが難しい内容を、自分のペースで何度も確認できます。

通う必要がない

会場へ足を運ぶ必要がなく、移動時間や交通費がかかりません。地方在住の方や、仕事・育児と両立したい方にとっては大きなメリットでしょう。

比較的費用が安価なことが多い

対面中心の養成コースと比べると、通信中心のコースは受講料が抑えられていることが多く、資格取得へのハードルが下がります。

自分の都合に合わせて学べる

決められた時間に縛られず、仕事や家事の合間など、自分のライフスタイルに合わせて学習できる点も通信ならではの利点です。

通信学習のデメリット

一方で、通信学習にはその環境ならではのデメリットもあります。

自分の動きが合っているのか確認しづらい

通信学習では、画面を見ながら自分で動くことはできますが、その動きが正しいのか、狙った部位が使えているのかを客観的に確認するのが難しいという側面があります。対面コースであれば、指導者やメンターがその場で修正してくれますが、通信ではそのフィードバックが得にくくなります。

他者に触れる・観察する経験が不足する

ピラティス指導に欠かせない「他者の身体に触れる経験」、「他者の動きを観察する経験」は、通信では圧倒的に不足します。

分からないことをその場で聞けない

疑問が浮かんでも、その場で質問できず、理解が曖昧なまま進んでしまうことがあります。

モチベーション管理が難しい

一人で学ぶため、モチベーション維持が苦手な方には学習が継続しづらい場合もあります。

「通信でも十分では?」と思ったときに

「いつでも見られるから便利」
これは通信学習の大きな魅力ですが、同時に落とし穴にもなります。

・今はまだ見ない
・あとで見よう
・気づいたら視聴期限ギリギリ

…そんな経験はありませんか?

しまいには、急いで最後まで視聴はしたものの、あまり記憶に残っていない、ということもあるでしょう。

もし、
「一人だと集中しづらい」
「その時間はその時間として学びに集中したい」
というタイプであれば、通信よりも対面中心の学習スタイルの方が合っている可能性もあります。

どのような指導者を目指したいのか

「ピラティス資格は通信で取得可能か?」という問いへの答えは、資格取得時にどのレベルの指導者になっていたいかによって変わります。

この違いを、少し身近な例で考えてみましょう。

料理を例に考えてみると

例えば、これまで料理をほとんどしたことがない人が、
料理のレシピ動画を一人で見て料理ができるようになるでしょうか。

おそらく、自分で作って自分で食べることはできるようになるでしょう。

では、
・お店で人にふるまうレベル
・他の人に料理を教えるレベル
まで到達できるでしょうか。

そのためには、単に一品を作れるだけでなく、
段取りを考えたり、時間内に提供したり、相手に合わせて味や説明を工夫したりと、「一品作る」以外の多くのスキルが必要になります。

ピラティス指導も同じ

これはピラティス指導においても同じです。

自分がうまく動けることと、人に分かりやすく指導することはまったく別物です。

動画を見て、
・エクササイズの手順をその通りに覚える
・自分である程度動けるようになる

ここまでは通信学習でも可能だと思います(それが本当に狙った動きになっているかは、やはり誰かに見てもらう必要がありますが)。

しかし、それを第三者に提供する指導者レベルに引き上げるためには、画面越しだけでは身につきにくいスキルが確実に存在します。

結論:通信での資格取得は可能、しかし…

スクールによっては、通信のみでも資格取得は可能です。
忙しいスケジュールの中で、新しい資格を得るための方法として、通信学習は非常に便利です。

ただし、資格取得の段階で「現場で実践的に指導できるレベル」まで指導スキルを身につけたい場合、通信以外の学習時間は必要不可欠でしょう。

知識を得るだけであれば通信でも十分に学習できるかもしれません。
しかし、その知識を駆使して、指導者としてアウトプットするためには、実践の場が必要です。多くの人の身体に触れて、自分以外の人の動き方を観察し、どのように伝えればよいのか試行錯誤する経験は、パソコンと自分だけの環境では補いきれません。

さらに言えば、「場の力」も大きいと感じます。
講師の熱量に刺激を受けたり、同期の頑張る姿を見て自分も頑張ろうと思えたりすることも、学習を継続する大きな要素です。

大阪Comprehensive集合写真
大阪コンプリヘンシブコース受講風景

ポールスターピラティス養成コースの特徴

ポールスターピラティスの養成コースは、通信と対面を組み合わせたハイブリッド型を採用しています。

・通信での基礎知識やエクササイズの学習
・対面での養成コース(モジュール)

解剖学や運動学など、すべてのエクササイズの土台となる知識は通信で繰り返し学習できます。一方、エクササイズの習得や指導練習は対面で行い、実際に指導する側としての練習もその場で行えます。

知識は通信で深め、
技術と指導力は対面で磨く。
よく考えると、まさに“良いところ取り”の構成です。

ポールスターピラティスにおける「資格取得」は、単に知識をインプットすれば完了、ではありません。
指導者としてアウトプットできるレベルを目指すプロセスそのものです。

あなたはどんな指導者を目指しますか?

通信にも対面にも、それぞれメリット・デメリットがあります。

養成コースを選ぶ際に大切なことは、
自分がどんな環境で学び、どんな指導者になりたいのか
ぜひじっくりと考えてみてください。

もっとポールスターピラティスのことを知りたいと思った方は、
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