ポールスターピラティスジャパン
ブレント・アンダーソン博士とは?ポールスターピラティス創設者の革新的メソッド
ポールスターピラティスの養成コースを検討する中で、
「どんな人が、この団体をつくったのだろう?」
「どんな想いで、この教育システムは生まれたのだろう?」
と気になったことはありませんか。
資格やカリキュラムの内容だけでなく、その背景にある哲学や価値観は、これから長く学び続けるうえでとても大切な要素です。
ポールスターピラティスの教育の根幹には、
ピラティス界全体の発展と質の向上を見据え、行動し続けてきた一人の人物の存在があります。
それが、ポールスターピラティス創設者
ブレント・アンダーソン博士(Dr. Brent Anderson) です。

理学療法士としての原点と、ピラティスとの出会い
ブレント・アンダーソン博士は、1989年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)を卒業し、理学療法士としてのキャリアをスタートさせました。
臨床の現場で多くの患者と向き合う中で、彼は「人は動くことで回復し、変化する」ということを日々実感していました。
そんな中で出会ったのがピラティスです。
ピラティスの動きが持つ可能性、身体に起こる変化に強く惹かれる一方で、博士は同時にこう感じました。
「この素晴らしいメソッドを、もっと安全に、もっと多くの人に、
医学的に説明できる形で伝えられないだろうか」
ここから、ブレント博士の探究が始まります。
「感覚」だけに頼らないピラティスをつくりたい
当時のピラティスは、経験や感覚に基づいた伝承が中心でした。
それ自体に価値はあるものの、医療やリハビリの現場で使うには、
解剖学・運動学・生理学に基づいた裏付け が必要だと博士は考えました。
彼は、これまでに培ってきた医学的知識をベースに、
ピラティスの動きを一つひとつ 「なぜその動きが必要なのか」 という視点で再構築していきます。
こうして生まれたのが、
「科学的根拠に基づき、個々の身体に合わせて指導できるピラティス」
――ポールスターピラティスの原点です。

ポールスターピラティス創設に込められた想い
1992年、ブレント・アンダーソン博士はピラティスを科学的・医学的に進化させる という明確なビジョンを持って、国際的なピラティス教育団体 Polestar Pilates(ポールスターピラティス) を設立します。
ポールスター(Polestar)とは「北極星」。
人が迷ったときに、進む方向を示す存在でありたい
そんな想いが、この名前には込められています。
博士が目指したのは、
「『正解』を教える教育」ではなく、
考え、感じ、選択できる指導者を育てること。
だからこそポールスターの養成コースでは、
- 原理原則を深く理解すること
- クライアント一人ひとりを見る力を育てること
- “なぜこのエクササイズを選ぶのか”を説明できること
が何よりも大切にされています。
「Principles of Movement」という共通言語
ブレント博士が特に重視しているのが、
Principles of Movement(動きの原理原則) です。
ポールスターでは、
「どのエクササイズをするか」よりも
「なぜその動きを選ぶのか」を大切にします。
この考え方は、養成コースのカリキュラム全体に深く根付いており、指導者自身が 一生学び続けられる土台 となっています。
ポールスターピラティスは、これまでに世界73か国以上で教育を展開し、50,000人以上の指導者を育成してきました。
医療従事者、トレーナー、ピラティスインストラクターなど、
バックグラウンドの異なる人たちが同じ原理原則を学び、
「人の動きをより良くする」という共通の目的のもとでつながっています。

教育者として、学び続ける姿勢
ブレント博士は今もなお、最新の研究や文献に触れ続け、
現場の声に耳を傾ける教育者であり続けています。
ポールスターに限らず、他団体のインストラクターや一般の人も参加できる無料ウェビナー「Pilates Hour」の開催や2024年に出版された著書『Principles of Movement』、
そして世界各地で行われる講演やワークショップは、
ピラティス界全体に問いを投げかけ、学びの文化を育てています。
ブレント博士は、ピラティスや身体運動を単なるエクササイズとしてではなく、
自分自身への気づきを深めるプロセス、「人と世界をより良い方向へつなぐ手段」として捉えています。
世界が不安定で、先の見えない状況にある今だからこそ、
身体・感情・精神が調和した状態を一人ひとりが取り戻すことの大切さを、強い想いをもって伝えています。
だからこそブレント博士は、指導者に対しても「正しく教えること」以上に、
「クライアントの意識を高める手助けをしてほしい」と語ります。
身体への気づきが深まることで、自分自身への理解が深まり、
その積み重ねがやがて、他者や社会へのより良い選択につながっていく。
ブレント博士はそのような“意識の連鎖”に希望を託しています。
専門性の高さと同時に、人の可能性や世界の平和を本気で願う温かさを併せ持つ——
それが、ブレント博士の大きな魅力です。

ピラティス界全体を支える存在としての役割
1990年代、当時のピラティス界は大きな転換期を迎えていました。「Pilates」という名称を巡る混乱や、教育水準のばらつきにより、メソッドの質そのものが揺らぎかねない状況にあったのです。この時期、ブレント・アンダーソン博士は特定の団体の利益ではなく、ピラティス界全体の健全な発展 を見据え、他のピラティス長老や教育者たちと共に、業界の基盤づくりに深く関わってきました。
2001年に設立された Pilates Method Alliance(PMA) においても、博士は中心的なリーダーの一人として、教育基準・レパートリー・倫理観の確立に尽力しています。これは「ピラティスを守ることは、人の身体と健康を守ることにつながる」という博士の強い信念の表れでもあります。
最後に
ポールスターピラティスの養成コースは、
たんに“資格を取る場所”ではなく、
“考え続ける指導者になるための土台” です。
それは、
ピラティス界そのものをより良くしようと行動し続けてきた
ブレント・アンダーソン博士の姿勢が、
今も教育の隅々に息づいているからこそ。
もしあなたが、
- 流れを覚えるだけの指導に不安を感じている
- クライアントの身体をもっと深く理解したい
- 長く指導を続けられる土台を身につけたい
そう感じているなら、
ポールスターピラティスでの学びは、きっと大きな糧になります。

養成コースを検討している方、少しでも興味のある方は、
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