ピラティス資格の更新手続きとCEC単位取得方法|継続教育の重要性を解説

10月に入り、やっと涼しく秋らしくなってきましたね。
そして10月といえば――ポールスターピラティスの資格更新の締め切りが近づく時期でもあります。

作業を行う準備の画像
資格更新の準備、少しずつ進めていきましょう

「そういえば更新ってどうやるんだっけ?」「2年ごとだから毎回ちょっと忘れちゃう…」
そんな声をよく耳にします。

でもご安心ください!
この記事では、ポールスターピラティスの資格更新の流れと、必要なCEC(継続教育単位)の取得方法を、初めての方にも分かりやすくまとめました。

これを読めば、迷わずスムーズに更新手続きを完了できます。
さっそく一緒に確認していきましょう。

そもそも資格更新は何のため?

資格更新は「手続き」でもありながら、“指導者として学び続けるための大切な節目”です。
日々の忙しい仕事の中で、ついつい自分の学びは後回しになりがち。
でも、定期的に新しい知識を取り入れることで、身体を見る視点や指導の質が確実に深まります

ポールスターでは常に新しい知見を学び、それをクライアントに提供できるように、更新時に「CEC(継続教育単位)」を取得することが求められています。
CECとは、Continuing Education Creditの略。
つまり、「この2年間も指導者として成長を続けてきました」という証です。

資格更新のための要件まとめ

では、さっそく資格更新に必要な要件を確認していきましょう。

コース種別指導時間(2年間)練習時間取得CEC
コンプリヘンシブ1,040時間以上週2時間以上16CEC
リフォーマー/マット208時間以上週2時間以上16CEC
  • 全てのポールスター公式コース・ワークショップはCECとして加算されます。
  • 他団体のワークショップCECは使用できません。
  • 試験合格以前に取得したCECは更新に使えません。資格更新をした後に取得したCECにて、次の資格更新が行えます。
  • 新たに養成コース(例・マットコースの方がリフォーマーコース受講)を受講された場合は、他ワークショップと同様に1時間で1CECです。

CECの取得方法

ワークショップを受ける女性たちの画像
ワークショップやリテイク受講でもCECを取得できます

いずれのコースも資格更新には16CEC(=16時間分の継続教育)が必要です。

CECは下記のような方法で取得できます:

方法取得CEC補足
公式ワークショップ参加1時間=1CEC(2日で16CEC)一番確実な方法
コースをリテイク(再受講)実施時間の50%(2日で8CEC)復習に最適!
PPオンライン再受講10時間で5CEC自宅受講OK、3か月視聴可能
国際カンファレンス参加内容に応じて付与世界の講師に会えるチャンス!

公式ワークショップは年2回程度開催されます。開催日程は随時HPなどでチェックしておきましょう!

💡おすすめ
公式ワークショップに参加できなかった…!という方は、養成コースのリテイク受講がおすすめです。養成コースのリテイクはモジュールごとに申込みができ、現場を知った上で改めて基本を学ぶことで、多くの気づきを得ることができます。知識とスキルのブラッシュアップにもおすすめです!
空き枠があれば直前のお申込みも可能なので、ぜひ事務局までお問い合わせください。

更新手続きの流れ

更新手続きの4つのステップの図
更新手続きの流れをチェック
STEP1:公式HPから申請書をダウンロード
まずはポールスタージャパンの公式サイトから申請書をダウンロードし、プリントアウトします。
STEP2:申請書に必要事項を記入
主に以下の項目を記入します。
① 氏名、住所、連絡先、資格取得年など
② この2年間で実施した「ピラティス指導の記録」
③ この2年間で参加したワークショップやカンファレンス名、取得CECの単位数を記載
・コンプリヘンシブ保持者:週10〜15時間(2年間で1,040時間以上)
・リフォーマー・マット認定者:週2〜3回のクラス指導(2年間で208時間以上)
STEP3:書類を提出
記入した申請書CEC証明(修了証)をまとめ、
メールでPPAに送ります

提出先:
To:  hyesun@polestarpilatesasia.com
CC:  adwayburne@polestarpilatesasia.com


メール本文は日本語でOK
添付ファイルはPDF形式推奨
STEP4:更新料の支払い
PPAから承認メールが届いたら、更新料を支払います
手続き方法は公式サイト上にある申請書の、最後のページにあるURLからアクセスします。
オンライン決済のStripeまたはPaypalから選択できます。
更新料は75米ドルです。
支払い完了後に「支払い完了画面」をスクリーンショットし、PPAに送付すれば手続き完了です!
その後、PPAから新しい認定証(有効期限2年)が発行されます。

「Supervisor’s Name(責任者名)」とは?

勤務先の責任者の名前を記入します。ご自身でスタジオを運営されている場合は、自分の名前でOKです。

参加したワークショップの受講日や詳細が思い出せません。

ご安心ください。受講後にはPPAから修了証(Certificate)がメールで届きます。
その中に受講日やワークショップ名、取得したCEC数が記載されていますので、そちらをご確認ください。

指導の記録は、何か証明する書類が必要ですか?

申請書に記入する指導時間は、実際の活動に基づいた内容を自己申告で記入いただければ大丈夫です。特に証明書類などの提出は必要ありません。
更新時に必要な指導時間の総数はありますが、もし病気や出産、介護などの理由で十分な活動時間が確保できなかった場合は、PPA(Polestar Pilates Asia) にご相談ください。

申請期限と注意点

カレンダーの画像
11月1日が締め切り!忘れずにチェック
  • 申請期限は11月1日です。期限を過ぎると遅延料金が発生します。
    期限までに受理される必要があるため、前日10月31日までに提出しておくと安心です。
  • 6ヶ月以上遅れると、再試験またはアップデートコース受講が必要になる場合も。
提出のタイミング期限更新料
通常11月1日まで75米ドル
少し遅れた場合11月2日~翌年4月30日115米ドル
6か月以上遅れた場合翌年5月1日以降PPAに確認

💬 こんな時はどうする?

「しばらく更新していなかったけれど、もう一度手続きをしたい…」
そんなときは、まずはPPAに相談してみましょう。
状況に合わせて、どんな対応が必要か丁寧に案内してくれます。

複数の資格を保持している場合の注意点

コンプリヘンシブ認定とマットやリフォーマー認定がある場合

コンプリヘンシブコースの資格保持者は、コンプリヘンシブコースの更新を行うことで、自動的にマットやリフォーマーの資格も更新されます。

マットとリフォーマー認定がある場合

マットとリフォーマー両方の資格をお持ちの方は、それぞれ別々に更新申請が必要です。
2年以内に取得したCECであれば、同じCECをマット資格とリフォーマー資格の更新のどちらにも使用できます。

まとめ|更新は“手続き”ではなく“振り返り”

資格更新は、一見すると書類や時間のかかる作業に見えますが、
実は、自分のピラティスを見直すための2年に一度のチャンス

CECは“義務”ではなく、成長のための機会と考えるのがおすすめです。

2年間を振り返り、

  • インストラクターとして「スキルアップができた!」と再確認したり、
  • 今後どんな知識・スキルを身に付けたいか、考えを巡らしたり、
  • 自分の練習時間は十分に取れていたか?日々のルーティンを考え直したり…

そんな時間が、この手続きの本当の価値だと思います。

次の2年間も、ピラティスを通して誰かの身体と心を支えられるよう、
一緒に取り組んでいきましょう!

笑顔でピラティスをしている女性
更新が終わったら、また新しい学びの時間が始まります!

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