ピラティス資格取得で使える助成金・給付金制度|費用負担を軽くするヒント【2025年版】

近年、ピラティスの養成コースについて
「助成金って使えますか?」という質問をいただくことが増えてきました。

条件がうまく合えば、ピラティスの資格取得が“助成金の対象になる可能性”はあります。
ただし、誰でも・どんな場合でも使える制度ではないという点も、あらかじめ知っておくことが大切です。

この記事では、ポールスターピラティスなどの養成コースを受講する際に、
条件次第で活用できる可能性がある助成金について、分かりやすく整理してお伝えします。

お金のイメージ写真
近年「助成金」の関心が高まっています

注目されている助成金

現在、ピラティスや健康・運動分野の学びで注目されているのが、

厚生労働省の人材開発支援助成金「 事業展開等リスキリング支援コース」

という制度です。

この制度は、

  • 新しい事業への取り組み
  • サービスの拡大
  • 健康・ウェルネス分野の強化
  • DX化・業態転換

などに必要なスキルを従業員が学ぶ場合に活用が検討されます。

たとえば…

  • 「ピラティスを新しいサービスとして導入したい」
  • 「健康経営の一環として運動指導を取り入れたい」

といった背景があれば、
ピラティス養成コースが“必要な訓練”とみなされる可能性があります。

運動指導の写真
たとえば、健康増進や介護予防としてのピラティスの導入など

中小企業の場合、条件が合えば

  • 受講費の一部(最大75%)
  • 研修中の賃金の一部(1時間あたり1,000円)

が助成されることもあり、かなり手厚い制度です。

ただし、これは申請すれば 必ず支給されるわけではなく、厳正な審査のうえ決定されるため、事前に要件をよく確認しましょう。

この制度は現時点では 令和8年度までの期間限定の制度 とされています。今後、内容が変更・終了する可能性もあるため、気になっている方は、なるべく早めの確認をおすすめします。

▶詳しくはこちらから:
厚生労働省「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)

知っておきたいこと|個人ではなく「会社向け」の制度です

この助成金は、事業主である会社が従業員に対して実施する研修を支援する制度です。

そのため、次のような条件が基本になります。

  • 助成金を申請するのは「会社(事業主)」
  • 対象になるのは「雇用保険に加入している従業員」
  • フリーランス・個人事業主・無所属の場合は対象外
  • 会社が計画的な「人材育成」として認める必要がある

つまり、「自分で資格を取りたいから申請する」というよりも、
会社の事業やサービスに必要なスキルとして受講する場合に活用しやすい制度というイメージです。

注意しておきたいポイント

この制度を使うためには、いくつかの条件があります。

  • 研修内容が「仕事につながる専門的なスキル」であること
  • 研修時間が10時間以上あること
  • 事前に「訓練実施計画書」を提出すること(養成コース開始の1〜6ヶ月前)
  • 終了後に申請書を提出すること(養成コース終了から2か月以内)
  • 研修機関や受講方法にも一定の基準あり

書類作成やスケジュール管理などは、基本的に「会社側」が行います。
そのため、人事担当者や経営者の理解・協力がとても重要になります。

「この制度は使えるのか?」まずは職場に相談してみましょう。

まずはここをチェック

この助成金を考えるときは、次の項目を確認してみましょう。

  • 会社は雇用保険適用事業所か
  • 自分は雇用保険に加入しているか
  • ピラティスを仕事に活かす予定があるか
  • 会社として新しいサービス展開を考えているか
  • 研修参加を会社が「人材育成」として認めてくれるか
  • 申請や書類作成に協力してもらえそうか

一つでも「難しそうだな」と感じたら、今回は無理に使う必要はないかもしれません。
ただ、「条件が合えば使えるかもしれない制度」として
知っておくだけでも、選択肢の幅が少し広がります。

最後に

今回ご紹介した助成金は、とても魅力的な制度ではありますが、

  • 条件が限られている
  • 手続きが少し複雑
  • 必ずもらえるわけではない
  • 令和8年度までの期間限定の制度

という点を考えると、
「助成金ありき」でコースを選ぶというよりは、

「本当に学びたいコース」であり、
条件が合えば、助成金も活用できるかもしれない
…と考えるのがおすすめです。

今回ご紹介したもの以外にも、
お住まいの地域や自治体によっては「資格取得」や「人材育成」に関する補助金・助成金制度が用意されている場合もあります。
気になる方は、ぜひ「お住まいの地域名 × 補助金(または 助成金)」で一度調べてみてください。

また、助成金を利用しない場合でも、
ポールスターの早期割引制度紹介割引などをうまく活用すれば、
最大15%オフになる可能性もあります。
こうした制度も、ひとつの選択肢として知っておくと安心ですね。

ピラティスの学びは、資格だけでなく、
その後の指導の質や仕事の幅、
そして自分自身の体にも大きく返ってきます。

助成金は、活用できれば心強いサポートです。
あなたがどんな指導をしたいのか、どんな未来を描きたいのか。
そこから、ゆっくり考えてみてくださいね。

未来を描くイメージ図
資格を取得して、どんな仕事をしたいのかイメージしてみましょう

養成コース説明会・見学会は随時開催しています!
少しでも興味のある方はお気軽にご参加ください。
▶お申し込み・詳細はこちらから

他の記事も読んでみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA