ピラティスインストラクター養成コース選びで失敗しない7つのポイント|現役インストラクターが解説

ピラティス養成コースでは、内容や費用だけでなく、学びの環境も大切なポイントです

ピラティスを「学ぶ」から「教える」へ。
インストラクターを目指す上で避けて通れないのが、養成コースの選択です。

しかし、国内外で多数のピラティス団体や資格が存在する今、
「どのコースを選べばいいかわからない」「自分に合ったスクールの選び方を知りたい」
という声をよく聞きます。

この記事では、現役のポールスターピラティス認定インストラクターの視点から、
自分に合ったピラティス養成コース選ぶための7つのポイントを詳しく解説します。

失敗しない7つのポイント

ポイント① スクールの雰囲気や考え方を感じてみよう

同じ「ピラティス」といっても、流派によって指導のスタイルや大切にしている哲学が異なります。
たとえば、リハビリ分野に強いスクールもあれば、フィットネスやダンス寄りの要素を重視するスクールもあります。

そのため、可能であれば気になる団体のクラスを実際に体験してみましょう。

  • グループクラスやプライベートセッションを受けてみる
  • 単発のワークショップや、一般参加可能なカンファレンスに参加してみる

体験レッスンやスクール関連のイベントに参加して、スクールの雰囲気や考え方を感じ取ることは大切です。

実際に自分の足を運び、目で見て、身体を通して体感することで、
雰囲気は合っているか、このスクールなら自分のやりたい勉強ができそうか、など色々な情報を得ることができます。

養成コースの見学もできることがあるので、時間があればぜひ参加してみると
イメージがよりクリアになるでしょう。

実際に体験することで、自分に合うスタイルが見えてきます

TIPS

スクール併設のスタジオでは、レッスン前後に養成コースの説明を聞くことができる可能性もあるので、希望があれば事前に相談してみましょう。

ポイント②「何を・誰から学ぶか」をしっかり見極める

説明会に参加して、自分が学びたい内容がコースに含まれているかを確認しましょう。

ピラティスの養成コースには、解剖学や動作分析をしっかり学べるものもあれば、動きの実践を中心にしたプログラムもあります。
「身体の仕組みを深く理解したい」「指導技術を磨きたい」など、自分が重点を置きたいテーマを整理しておくと、コース選びがスムーズになります。

「ピラティスを学びたいと思っているけど、あまり具体的な内容はイメージできない…」という場合は、卒業後の自分の姿をイメージするとよいでしょう。
働く場所や「どんな人をサポートしたいか」を考えることで、
どんな勉強が必要かクリアになり、自分に合ったコースが見えてきます。

たとえば、医療・リハビリ分野に興味があるなら、理学療法士や作業療法士が講師を務めるコースを選ぶと、より臨床的な視点を学べます。
逆にフィットネスやボディメイクに関心がある方は、運動指導スキルやエネルギッシュな指導法を重視する団体が合うでしょう。

また、講師陣の経験も重要なポイントです。

  • どんな分野のバックグラウンドを持つ指導者か
  • 現場でどのような活動をしているか
  • どんな雰囲気の指導をするのか

自分の理想とする指導者像に近い人から学べる環境を選ぶと、モチベーションが長く続きます。
学びの内容だけでなく、「どんな人から学ぶか」も大切にしてみましょう。

ポイント③自分に合った学び方のペースと深さを見極める

資格取得までのスピードを優先するか、内容の深さを重視するか。
どんな学び方をしたいのかを明確にすることで、コース選びの基準がはっきりします。

  • 「短期間で資格を取りたい」
  • 「なるべく費用をかけずに資格を取りたい」
  • 「多少時間やお金がかかっても基礎からじっくり学びたい」
  • 「マットから始めたい」
  • 「マシンもまとめて学びたい」

スクールにより、資格取得までに要する費用や期間は様々です。

自分にとって資格取得をする上で、何を優先するか決めておくと
数あるスクールの中から自分に適したコースを選びやすくなります。

ポイント④費用の全体像をチェック!無理のない学び方を

養成コースにかかる費用は、団体や内容によって差があります。

受講料だけでなく、自主練習にかかる費用や試験料、
資格を維持するための更新費などのランニングコストも含めて考えることが大切です。

「思ったより費用がかさんだ…」という後悔を防ぐためにも、初めに全体像を把握しておきましょう。

また受講料は金額が大きいことが多いので、必要に応じて分割払いが可能か確認しておくと安心です。

早期割引や紹介割引など、各種の割引制度があるスクールもあるので、
事前に調べて割引制度を十分に活用できるよう、
時間に余裕のある場合は、受講する時期を見合わせることも一案です。

費用に関する写真
費用や期間をトータルで確認しておくと安心です

ポイント⑤ 自分が学び続けやすい環境かどうか

コースの通いやすさや、学習スタイルも選ぶ際の大事なポイントです。

  • スクールが自宅や職場から通いやすいか
  • オンラインで学べる内容はあるか
  • 自習や練習の時間をどのくらい確保できるか

資格取得を目指すときは、ある程度の期間スクールに通うことになります。
まずは、自宅から通いやすい距離かどうかをチェックしてみましょう。

遠方から参加する場合は、交通費や宿泊費も含めて、全体のイメージをつかんでおくと安心です。
思っていたよりも負担が大きく感じることもあるかもしれませんが、あらかじめ把握しておけば、
焦らず自分のペースで準備を進められます。

また、コース受講中は「自主練習をどこで行うか」も学び続ける上で大切なポイントです。
マットのコースなら自宅でも練習しやすいですが、
マシンを使うコースでは、専用の設備が必要になります。

どんな環境で練習できるか分からない場合は、
説明会や見学のときに気軽に質問してみましょう。
実際に受講している方がどんな場所で練習しているか教えてもらえたり、
地域によっては、練習可能なスタジオを紹介してもらえることもあります。

ピラティスを学ぶ期間は、自分の体とじっくり向き合える大切な時間。
無理なく続けられる環境を整えておくことで、学びの時間がぐっと充実します。

ポイント⑥ 学ぶ過程でのフォロー体制も大切なポイント

学ぶ内容が深いほど、途中で理解が追いつかないことも出てきます。
そんな時に支えてくれるのが、講師やメンターのサポート体制です。

「質問したいことがあっても聞けなかった」「分からないまま終わってしまった」
というような経験を防ぐためにも、サポート体制の充実度を確認しましょう。

少人数制で個別フィードバックがあるコースは、理解が定着しやすく、実践力も伸びやすい傾向があります。
コースを実際に見学できるスクールもあるので、質問しやすい環境か、練習会やオンラインサポートがあるかもチェックしておくとよいでしょう。

Comprehensiveコース風景
ポールスターでは、経験豊富なメンターが個々に寄り添ってサポート

ポイント⑦ 卒業後のつながり・サポートもチェックしよう

資格取得はゴールではなく、スタートラインです。
現場の経験を得ながら卒業後も学びを続けることで、インストラクターとして大きく成長します。

・卒業生の練習会や勉強会がある
・再受講やアシスタント制度がある
・卒後教育を通してアップデートできる

このようなサポートが充実している団体は、長く学び続けやすい環境です。
一緒に成長できる仲間がいることで、独立後の不安も減らせます。

また、スクールによっては、資格取得後の就職をサポートしてくれるところもあります。
ピラティス未経験からチャレンジする方にとって、
学んだあとすぐに働ける環境があるのはとても心強いですよね。

「どのくらいピラティスの仕事があるのかな?」「未経験でも大丈夫かな?」と不安に感じる方は、
まずはインターネットで求人情報を検索してみるのがおすすめです。
実際の募集内容を見てみると、働き方や求められるスキルのイメージがつかみやすく、
今後の学びの方向性も見えてきます。

一方で、今のお仕事にピラティスを取り入れたい方や、将来的にスタジオ開業を目指している方、ご自身で求人を探して応募できる方などは、就職サポートが必ずしも必要というわけではありません。
自分の目標や働き方に合わせて、サポートの有無を選ぶと安心です。

ポールスターピラティスではどんな学びができる?

ここまで、ピラティス養成コースを選ぶ際の7つのポイントをお伝えしてきました。
ポールスターピラティスではどのような学びができるのか、特徴をみてみましょう。

ポールスターピラティスは「科学的根拠に基づく動きの学び」を大切にしています。
医療従事者からフィットネスインストラクターまで、さまざまな分野の方が集まり、専門性と人とのつながりを大切に学び合う温かい環境が特徴です。
講師陣は理学療法士や運動指導の専門家など、実践経験が豊富なメンバーで構成されています。

カリキュラムは、基礎から応用まで段階的に学べる設計です。
解剖学や動作分析などの理論を理解しながら、現場ですぐに活かせる指導力を育てていきます。
しっかりと時間をかけて学ぶスタイルなので、確かな知識とスキルを身につけたい方に向いています。

費用は決して安くはありませんが、学びの質とサポート体制が整っており、分割払い・早期割引・紹介割引なども利用できます。
東京・大阪のホストセンターを中心に開催され、オンラインでのフォローアップや復習動画も充実。
遠方の方でも安心して学び続けられる環境です。

資格取得までの過程では、メンターや講師の丁寧なサポートがあり、「わからないまま終わる」ことがないよう一人ひとりをフォローします。
就職サポートは行っていませんが、学びの中で築く人とのつながりから仕事につながるケースも多く、卒業後も支え合える仲間ができるのも魅力です。

ポールスターピラティスは、
「科学的な理論」×「実践的なスキル」×「温かなコミュニティ」
この3つがバランスよく揃った学びの場。
本格的にピラティスを学びたい方、長く指導者として成長していきたい方におすすめです。

まとめ:自分に合った学びを選ぶことが、一番の近道

ノートの写真
自分に合った学びを選ぶことが、指導者としての第一歩です

ピラティスの学びは、資格を取って終わりではなく、“生涯を通じて育てていくスキル”です。
だからこそ、どの団体・どんな指導者のもとで学ぶかはとても大切です。

学びたい内容、指導スタイル、サポート体制、そして未来のビジョン。
それらを一つひとつ丁寧に照らし合わせることで、後悔のない選択ができます。

迷ったときは、気になるスクールに直接問い合わせたり、体験レッスンに足を運んでみましょう。

ポールスターピラティスでは、東京・大阪のホストセンターで一般参加可能なグループクラスやセッション体験を随時開催しています。
また、全国各地の認定インストラクターが所属するスタジオでも体験が可能です。

養成コース説明会はオンラインで月2回開催中。
まだ迷っている方も、まずはお気軽にご参加ください。
あなたに合った学びのスタイルを一緒に見つけていきましょう。

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