2020.4/20
皆さん、こんにちは。
元気工房のトリサンです。
昨日から新年度が始まりましたね。
日々のニュースや状況の変化になかなか気が抜けない毎日ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、スタジオからはこの新年度の始まりにあたり、
普段ブログにはあまり登場しない中村眞二先生からのお話を
皆さんにお届けしたいと思います。
日々のあれやこれやをしばし忘れて、
* ホッとひと息 *
お楽しみください。
思い起こせば。。。「身体各部への目覚め」や、僕にとっての「身体への興味の起源」って何だったっけ・・・
ブログを初稿するにあたって改めて回想してみました。
そうしたら・・・
ありましたぁ〜
僕が8〜9歳の頃に「どろろ」という手塚治虫原作のテレビアニメ番組がありました。
室町時代の中ごろ、武士の醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じる48体の魔神像に天下取りを願い出て、その代償として魔神の要求する通り、間もなく生まれる自分の子を生贄として彼らに捧げることを誓い、その契約に基づき、誕生した赤ん坊は身体の48箇所が欠損した状態で生まれ、母親と引き離されて化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
医者・寿海に拾われた赤ん坊は、彼の手により義手や義足を与えられ、その後、自身の身体パーツと”人間としての心”を取り戻していく・・・という、その時代にはディープ過ぎる内容でした。
彼の名前は「百鬼丸」、やがて仲が良くなる友人が浮浪児の「どろろ」
異形な二人は道中で多くの人からも疎まれながらも必死に生き延び、先々で出会う魔物を倒す度に48箇所の身体が復活してく・・・最後には「天下」をとるために「百鬼丸」を犠牲にした父:醍醐景光に対峙するという内容でした。
ご存知の通り、手塚治虫先生は「医師」であり、日本の生んだ天才漫画家です。
彼の作品全てに魅了されましたが、やはりこの「どろろ」は、当初、難病手術を控えていた僕にとって大きな励みとなりました。
昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分はコツコツと努力を重ねていくことで必ず変われる・・・
48匹の魔物に奪われた身体はピラティスや太極拳を日々重ねる事で変わっていける・・・
そんなベースがこの漫画のようです。
懐かしいなあ〜
漫画
『どろろ(1)』(手塚 治虫):手塚治虫文庫全集|講談社コミックプラス
https://images.app.goo.gl/DZ39XmdjtweEVnSGA
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